2010年04月28日

丸亀市障害者基本計画・障害福祉計画(素案)

丸亀市障害者基本計画・障害福祉計画(素案)

かつてmamaは、丸亀市障害者基本計画・障害福祉計画(素案)に対する意見をインクルージョン実践研究会として出したことがある。
書類を整理していたら、出てきたよ。スマイル




 私の子どもは、未熟児で生まれ、生まれながらの足の骨の障害と生後七ヶ月まで入院していたなど、いろいろな要因で身体障害、言語障害、知的障害なそ重複した障害をもっておりますが、幸い丸亀市に四歳になる春に引っ越してまいりまして、保育所・小学校・中学校と特殊学級(障害児学級)ではなく、通常の普通学級に在籍して、ノーマライゼーションの学校生活を送ることが出来ました。そのためか、うまくしゃべることが出来ませんが社会性が培われ、周りの人々とコミュニケーションをとる能力はその子なりに発達することができたと、親として喜んでおります。
 知的障害と言いますと知能テストで測定されるIQによりその人の能力を測定し、その子にあった教育を提供するということで、普通の子どもたちのクラスと分けられて個別に教育が提供されたりしていますが、人間の能力というものはIQでのみ測られるものでは決してありません。
 今から10年ほど前にはゴーマン博士によりEQすなわち「こころの知能指数」の大切さが言われ、現在ではSQ「社会的知性」の重要性が叫ばれています。どんな障害があろうとも、一人の人間として尊重される人間関係を構築させるためには、教育において分けない教育環境を保障することにより、障害のある人もない人も共に生きることのできる社会を創っていける人材教育が可能となると思います。
 しかし、システムにおいては縦割りになっており、福祉や医療の専門性をもったヘルパーや看護師など障害のある子どものために学校に配置する事は、なかなか難しいようです。超高齢化社会のこれからの日本の人材育成を考えますと、障害のある子どもは地域の学校で育て、その子どもを地域の学校が受け入れることにより発生する実践的な福祉教育が、子どもや教師、そして、保護者たちのや地域の人々に広がって、ノーマライゼーションの社会が構築できる地域力を育てることが出来れば共生社会も夢ではないと考えております。
  
                          らびmama  インクルージョン実践研究会       




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