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Posted by あしたさぬき.JP at

2008年03月26日

それぞれの春

プッン3月24日(月)に母とななちゃんは巡礼の旅(?)に出かけた。
観音寺ではさくらんぼ(?)が満開だった。

 日曜の夜、くまちゃんとおばちゃんが来た。くまちゃんとは保育所・小学校・中学校と一緒だった。小学校時代は学校が終わると毎日と言っていいぐらい我が家には多くの友達が来ていた。近くの外濠公園と我が家を行ったり来たりして、私たちは、お日様が沈む頃まで遊んでいた。あの頃はほんとうに楽しかった!
 くまちゃんはK大の法学部に進学するそうだ。そして、大好きなテニスを続けるという、今のうちにサインを貰っておこうかと思わず思うほど上手だ。あの頃の友達のことを聞いた。猫ちゃんは公務員を目指して専門学校、パンダちゃんは滑り止めのD大は受かって国立大学の合否は、まだ分からないらしい、おばちゃんたちが不良にならないかと心配していたきつねちゃんは福祉の学校に行くと言う、たぬきちゃんは準看になったので正看護師をめざし関西の看護学校の寮に入って勉強するそうだ。ねずみちゃんは家を出て愛知で就職するし、うまちゃんは近くの短大にいくという。みんなそれぞれの旅立ちの春が来ている。
 でも、M高校の定時制に行った犬ちゃんとやぎちゃんは昼間働いて夜高校に行っているので後一年高校生だ。みんな、夢を持ちながら生きている。

わたしにも、夢がある。障害者だからと、障害者ばかりのところに行かせないで欲しい。フッン 
くまちゃんとおばちゃんにわたしはまだ高校を受け続けていると言ったら、点が取れないのは障害があるからなのにねえ~、入れてくれたらいいのにねえ~と慰めてくれた。泣きななちゃんも「こんなにいい子なのにねえ~」と。。。。。。  


Posted by ももこ at 18:11Comments(0)

2008年03月26日

それぞれの豊かさ

えんぴつ今から13年前、平成7年8月5日~7日に実施された第20回香川聴覚言語障害治療教室(詫間キャンプ)の報告書に母が寄せた文章

・・・・・・
 キャンプのお礼として、私の好きな言い伝えをここに紹介したいと思います。この話は、今はスーパーに押されて少なくなってしまった町の小さな食料品店のおばさん(自称二十歳のみなしご)に、聞いた話です。日本には、ハンディーをもって生まれた子どもを「福子」と呼ぶ言い伝えがあるそうです。その子は、家族(社会)に「福」をもたらすからというのです。つまり、その子が存在するがゆえに周りの人々がいろいろな苦難を乗り越えて成長していき、社会に貢献できる人間になれるというのです。何の苦労もしないでノホホーンと生きていると平凡な人生しか歩めない(まあ、それはそれでいいけどね)。

 わたしは、この話を聞いたとき、今はひょっとするとみんなが忘れてしまっているんじゃないかと思えてしまう日本人の度量の広さに感動しました。で、このときからうさぎのことを「福ちゃん」と呼ぶことにしました(これはうそです)。

 それから、もう一つ。わたしの好きな絵本作家の五味太郎氏がこんなことを言っています。「運動会でも、三番目の豊かさ、四番目の豊かさ、一番最後の豊かさ、一番最初に行く豊かさとがあるのね。六人で駆けると六つの豊かさなのに、一番だけが豊かになるみたいな。何でわざわざ、みんな寄ってたかって、貧しくしちゃうの、というのが。もったいないという感じかね。どうして楽しまないんだろうか。自分のテンポみたいなことを尊重して・・・・・。」

怒ってるぞでも、スタートさせたからにはゴールがないと、サギになります。。。。。泣き  


Posted by ももこ at 13:38Comments(0)