2010年07月27日
「第4回障害を持つ人たちの学校卒業後を考えるつどい」報告

mama嵐松潤から昨日、電話があった。
「”卒後のつどいの報告文集”、読みました!ぜひ、ブログにアップしてみんなに読んでもらったら~」
ということで、mama嵐翔ちゃんの報告、アップします。
「第4回障害を持つ人たちの学校卒業後を考えるつどい」の司会をして
みなさま、はるばると日本で一番小さい県で教育県と呼ばれながら「障害児分離先進県」として悪名高い四国の香川県にようこそお越しくださいました。たくさんの貴重なお話、特に都会の自立生活の進んでいる地域の実情を聴くことができ大変勉強になりました。私たちの子どもたちが、どのようにして親亡き後も、自分らしく自立して生きていくことができる環境、社会をつくっていくのかのヒントをいただけたような気がしました。「障害のある子どもの自立生活を軌道に乗せるには10年かかる。」と言う言葉。この言葉をもっと真剣に考えながら何か新しい1歩を踏みだすことができればと考えております。
しかし、我が家の場合は「学校卒業後を考える~」というよりも、未だに高校進学問題が解決されていません。我が家の三女らびは、ただ今高校生めざして6浪中です。聞くところによりますと大阪の新万智子さんは、中学校卒業時の2001年度以来、何度落とされても毎年受検し続けてきましたが、今年は、第一志望の全日制普通科は定員超で不合格、定時制普通科の2次募集に応募し、定員割れで10年目にして合格されたそうです。私たち母子は、高校受検を迎えるころから、広島・神戸・佐賀・愛媛・三重・東京と毎年参加している「障害児を普通学校へ・全国連絡会」の全国交流集会で、新万智子母子さんとも顔なじみとなっていました。希望の地域の全日制高校には合格できなったけれど、まずは念願の高校生になれておめでとうございます。
ということで、なんか、現在わが娘が7年目の高校受験をめざしていると言うことで「日本1」の高校浪人生になってしまったようです。「障害児分離先進県」の香川県では、10年間高校受検をして定時制の2次募集で定員内不合格を出され続けて、高校生になることを断念したmama嵐リーダーの息子さんを引き継ぐ形で、わが娘らびの知的障害者の6年間の高校受検があります。この二人の高校受検を合計すると16年間、高校生になるために門をたたき続ける知的障害者に対して、門を閉ざし続けている香川県の教育界があります。ほんとうに、困ったものです。知的障害者に対する、公平公正、真の理解を望みます。
私は、1日目は第一分科会の司会、2日目は全体会の司会をさせていただきました。最後の挨拶では司会者として、「学校卒業後を考えるつどい」のまとめもうまく出来なく、前述のような話をさせていただき、「差別には負けません。」などとまとめてしまいました。無能な司会であったと反省しています。
障害者の自立を実現させるためには、2日目の全体会のテーマにもなった他人介護(ケアー)・グループホーム(住居)・生活保護(生活費)など、この3つをどのようにして確保するかにかかってくると思われます。当日の資料集とこの報告集を熟読していただきまして、「障害者の自立」とはどのようにして獲得していけるのかを考え、それぞれの自立の仕方を模索し、実行につなげていくことができるよう、また、来年も東京で仲間たちとこのつどいを持つことができるとのことで良かったです。また、お会いしましょう。
Posted by ももこ at 12:41│Comments(0)